代表理事 挨拶 
私達の NPO 法人は、2010 年 8 月 16 日から活動を開始しました。
2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災では、様々な地域の情報を収集し、支援が必要な人と地域に各種の情報を届けることに最大限の努力を行ってきました。そして、災害時に必要な社会資源の整備の提言を行ってきました。
さて、日本の国内では非正規労働の拡大による雇用の不安定、国民生活の不安と生活困難が深刻化し、介護や医療の崩壊も危惧され、自殺や孤独死、介護疲れによる殺人や無理心中が多発しているにもかかわらず、社会保障政策は停滞をしている状態ではないでしょうか。
私達は、国や自治体による社会保障政策の充実・強化と同時に、生活不安や格差の拡大、社会福祉制度の弱体化や「社会的排除」への対応は、地域に生活する市民のネットワークにより支えあうことが大事だと考えています。
私達はこれから、福祉のまちづくり、成年後見制度の普及、福祉施設での権利擁護、福祉・介護・医療従事者への支援、福祉やまちづくりに関する講座・講演会、普及啓発事業等の活動を行ってまいります。
誰もが安心して安全に暮らせる地域の福祉ネットワークの実現や、働きがいのある人間らしい仕事の実現を図り、誰もが地域で安心して暮らすための社会環境や雇用環境の整備のために、一歩一歩着実に活動していきます。
代表理事 鹿倉泰祐