居宅介護訪問介護事業所に寄贈

 

A居宅介護支援・訪問介護事業所を訪問し、使い捨てマスク百枚とアルコール消毒液を寄贈しました。
 管理者Bさんからは、下記の要望がありました。
1、ヘルパーが感染から身を守る防護服、マスク用品等が欲しい。
2、ヘルパーの感染予防のため地域包括支援センター等の夜間・休日相談をして欲しい。
3、ヘルパーやケアマネの業務対する特別手当を支給して欲しい。

以下、ケアマネさんとヘルパーさんの置かれている状況を伺いました。
 新型コロナウイルスに感染した利用者はいませんが、発熱した利用者が大勢います。その度に感染の問題と直面しています。
 例えば、家族が37℃を超える熱をだしている感染したかもという連絡が夜入りました。夜間は、支援をする地域包括とも連絡がとれませんし、別の事業所のケアマネと連絡がつかない場合が多いのです。その時は、その方の医師に連絡しましたが、感染予防の防護服を着て仕事をしてくださいと指示されましたが、そんな防御服はありません。
 防護服もないと伝えるとビニール袋を被ったらどうかと。朝晩のヘルパーの支援業務で30分も1時間もビニール袋は被れませんので困っています。また、担当するヘルパーも免疫力が十分な場合だけではありませんから、担当者の交代もせざるを得ません。
 先日は、体調を突然崩した親のオムツの使い方を教えてと依頼がありました。ケアマネが説明に伺ったら、その親は38℃超える高熱だったので、すぐに入院を勧めたところ、肺炎で入院することになりました。その方は、PCR検査の結果は陰性でしたが、もし陽性だったらとすごく不安になりました。
 もしも感染している人に無防備で接触していたら、事業所が感染問題に直面しますし、ヘルパーも同じ事務所にいるので全ての業務が止まってしまいます。
 厚労省のマスク配布も本当に困ります。全員の利用者に配れと言われても通常作業に優先してそんなことはできません。ケアマネが要介護者一人ひとり訪ね歩くことが、感染リスクを高めると考えることはないのでしょうか。

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