3団体に支援金を渡しました
〇コロナ禍における支援活動
コロナ禍で、パート・アルバイトなどの非正規労働者、中でも女性の生活困窮が深刻さを増し、自殺者が再び増加する要因になっています。感染の2波、3波、4波と感染拡大は襲いかかり、仕事を失ったり、収入が大幅に減ったりした人の支援はまったく不足しています。非正規労働者、シングルマザー、年金のみの高齢者、弱い立場の人は、どんどん苦しくなり、格差は広がるばかりです。その現状の中で支援活動する以下の3団体に対し総額20万円の支援を行いました。
〇NPO法人性暴力救援センター
性暴力に遭った被害者の方へ寄り添い、必要な支援を一つの場所で行うワンストップ支援センターです。性暴力・性犯罪の被害相談を24時間365日受付けています。またご本人が警察への通報を希望された場合にはセンターからの通報も可能です。弁護士による法的支援を行い、必要に応じて他機関を紹介します。さらには生活再建のための援助など継続的で総合的な支援をめざす団体です。
〇反貧困ネットワーク
反貧困ネットワークは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い仕事や住まいを失ったり、大学に通えることができなくなったりする等の貧困問題を解決するための「新型コロナ災害緊急アクション」を昨年3月に結成し、支援や社会への提言をしています。
〇自立生活サポートセンター
ネットカフェに泊まりながら派遣で働く若者や、パートナーのDVのDVから避難してきた女性、低年金・無念金の高齢者、刑務所から出所後住まいがなくて困っている人、障害があって働けず実家にいるものの両親と折り合いが悪く、なんとか実家を出たいという人、生活保護でいったん施設に入ったままなかなかアパートに入居できずにいる人等のせ生活困難に対応する団体です。